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札幌便り

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北の街に暮らし、目にした事・思った事を写真をまじえて綴ります

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5月17日

札幌学院大学のコミュニティカレッジ「春の自然観察会」第3回目はウトナイ湖畔の自然観察

ウトナイ湖は新千歳空港に近く 頭上を離着陸するジェット機が轟音を立てて飛び 
また交通量の多い国道36号線に隣接する環境ですが 
一歩中に入るとハンノキやコナラ等の林が広がり湖畔にはヨシの群落が茂る豊かな自然が残されています

ウトナイ」はアイヌ語の「小さな川の流れが集まるところ」が語源になっていて
オタルマップ川 美々川など幾つかの清流が流れこんでいます

ウトナイ湖は海跡・淡水湖
周囲9.5km 面積243ha 平均水深0.6mと浅く 沢山の日光が注ぎ込みます
そのためマコモ等の水生植物がよく茂り その水草を餌とする小さな動物が繁殖し 
その小さな動物を求めてたくさんの鳥が集まってきます

ここで確認された鳥類は260種以上 
特に白鳥やガン・カモ等の渡り鳥の中継地 越冬地となっています

こうした環境を保全するため1991年にウトナイ湖を含む周辺の湿地はラムサール条約登録湿地として認定されました

ネイチャーセンターの窓からガラス越しに遠くの芝生で餌をついばむアカハラを見つけました
不鮮明ですがブログ初登場なのでアップしますね
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湖畔に敷かれた木道
左側にはハンノキ林とヨシが茂り右側に湖を眺めゆっくり散策
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所々にウトナイ湖の自然についての情報板があります
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私も湖畔に打ち上げられた菱の実を見つけました  白鳥やヒシクイの好物です
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とがった爪の先に鳥の羽が絡み付いていました
模様からするとヒシクイの羽でしょうか?
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              図鑑より
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水中に咲くはずのコウホネ
雪解け水が干上がってしまったのでしょうか?
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エゾノコリンゴの木も多く見られましたが生憎まだ蕾
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このウトナイ湖でも春と秋には数万羽の白鳥やガンなどの渡り鳥を見ることができるそうなので機会があれば見たいものです
by sakurasou21 | 2008-05-31 11:05
5月15日

花散歩 5月例会は濃昼山道でした
札幌から国道231号線を北上 90分程で濃昼山道入り口に到着します

濃昼 読めますか?
北海道の難読地名でよく出てくるところですがゴキビルと読みます
アイヌ語「ゴキンビリ(岩と岩の間つまり山の陰)」から来ているそうです

平成の大合併で厚田村と浜益村は石狩市になりましたが濃昼地区は両地区の境
日本海と山々に挟まれた小さな漁村です

このあたりは日本海に山塊が迫る陸路の難所 
かつては幕府の命令で開削されたこの濃昼山道で両村が結ばれていましたが
国道231号線が整備されてからは忘れ去られていました 

この忘れ去られた道を 濃昼山道保存会が森林管理署と協定を結びボランティア活動により2005年復元されました 
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まだ開かれたばかりの道なので 踏み荒らされたり盗掘される事が無く 
道の両側には早春から初夏の花がびっしり咲くまさに花の道です
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入り口は急な登り道ですがあとは緩やかな道が続き 357メートルの濃昼峠まで約90分の道を倍ほどの時間をかけて沢山の花を観察しました

オクエゾサイシンも道の両側に咲き並んでいます
根元の丸くてエンジ色のものが花です
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4月頃多くの人が虫取り網を持ち入ってきたそうです
お目当てはこのオクエゾサイシンに集まるヒメギフチョウ飛んでいたヒメギフチョウ チョッと写真を撮らせてもらいました
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ヒメギフチョウはこのオクエゾサイシンを食草とし葉の裏に卵を産み付け
孵った幼虫はこの葉を食べて成長します

トリカブトの仲間マシケレイジンソウも多く生えていますがまだ蕾 
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オオサクラソウの鮮やかなピンクの花の咲き揃う様も見事
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ニリンソウの変種ミドリニリンソウ
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やがて海が見えてきました
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峠付近では270度に広がる日本海のパノラマを見ることが出来ます
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             コキンバイ
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             サンカヨウ
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花?と見まごう程鮮やかなオオイタドリの新芽
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秋の実りの頃が楽しみなミツバアケビも沢山花をつけていました
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             アオチドリ
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私達は峠から来た道を戻りましたが この先安瀬入口まで約11キロの道が続いています
by sakurasou21 | 2008-05-19 22:30
5月10日

観察会の帰路 大通公園を通るとライラックが随分咲いていました
ここ数日の寒の戻りで 少しは花持ちがよくなるでしょうが
5月21日から始まる大通り公園のライラック祭り 桜と同じく盛りを過ぎた花見になりそうです

花壇の花も咲き揃い 公園は市民や観光客の憩いの場となっています
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by sakurasou21 | 2008-05-12 16:57
5月10日

札幌学院大学のコミュニティカレッジ「春の自然観察会」
第2回目は「滝野すずらん丘陵公園と鱒見の滝を歩く」でした

「国営滝野すずらん丘陵公園 」は北海道札幌市南区にあり
総面積は395.7ヘクタール
北海道における国営公園に選定され オートキャンプ場 各種遊具 キャンプ施設 広大な花
壇など次々に手が加えられ 市民のレクリエーションの場として整備が進んでいます

そのため 本来の自然の姿は失われつつありますが 
一部分「現在のを森林をそのまま保全し、特段の整備を行わないこととした」 ためにわずかな部分が残りました

その一部分鱒見の滝までの道を歩いてきました

やはりここでも春の花と初夏の花の両方を一度に見ることが出来ました
中でもコミヤマカタバミに初めて出会えてラッキー
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コミヤマカタバミと言う名なので小さな花を想像していたのですがですが 
5~10cmの草丈に比べ花の径は1.5cmと意外に大きいでした

カワガラスに出会いました
川の中の餌を捕るのに夢中のよう
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鱒が遡上する際 この垂直の滝に突き当たり見上げたことから名付けられたと言われる鱒見の滝
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by sakurasou21 | 2008-05-11 14:23